第5章 - 2

次は演技審査。順番に技を審査員に見せ、その技を審査員に評価される。
あらかじめ演技を見せる審査員を決めておかなければならないらしい。俺はあいつにしよう。
うまく被らなければ強く印象に残り、評価は高くなることだろう。

「総合人気の低かった順にやってもらうキィ。ピカチュウ、ロゼリア、ミミロップ、ミロカロスの順だっキィ。」

やはり俺が一番か…。少しショックだ。
俺は得意の10万ボルトを披露する。
「「「おお!」」」
それなりの歓声があがった!ふん、派手な技にだけは自信がある。

ロゼリアは花びらの舞。
「「「きれい~!」」」
同じくらいの歓声だ。ちっ。

ミミロップは誘惑をする。
「「「ゴクリ…」」」
「ぶっ」
ザングースが鼻血を出し倒れる。

ミロカロスは水の波動だ。
「「「素晴らしい!」」」
大きな歓声だ!だがザングースは倒れていて見ていない…。

ゴルバットはピカチュウの演技がとても強く印象に残った!
ムウマージはロゼリアの演技がとても強く印象に残った!
ザングースはミミロップの演技がとても強く印象に残った!


「次は演技で人気の低かった順にやってもらうキィ。順番はミロカロス、ピカチュウ、ロゼリア、ミミロップだキィ。」
「ちなみにさっきと同じ技はコンテストでは使えないキィ」

何とか一位をまぬがれた。しかし、総合ではまだ最下位な事には変わりない。

ミロカロスははねるをした。
「・・・・・。」
観客は皆黙り込んだ。後で聞いた話だが、まだ進化したばかりで「水の波動」と「はねる」しかできなかったらしい。
バトルと違って同じ演技が出来ないからな。

俺は必殺のボルテッカーをする。
「「「おおおお!」」」
「「「格好いいー!」」」
さっきよりかなりの歓声があった。必殺技だからな。

ロゼリアはザングースを倒したギガドレインをザングースに披露する。
「「「すげ~!」」」
凄い歓声だった。俺のボルテッカーと比べたら小さい歓声だが。

ミミロップは甘えるをした。
「「「おお・・・。」」」
「うぉ」
ザングースは鼻血を出して気絶する。

「おい!ザングースが気絶したぞ!」「運べ~!」
ザングースは気絶して審査員は急遽、そこら辺にいたアゲハントがやる事になった。
これは酷い・・・。

ムウマージはピカチュウの演技がとても強く印象に残った!
ザングースはミミロップの演技が強く印象に残った!
ゴルバットはミロカロスの演技が印象に残った!


最後の審査
「こ、このままではピンチですわね…こうなったらPARコードON!」
ん?何やらミロカロスが変な機械わ持っているが…
「続いてミミロップ・ピカチュウ・ロゼリア・ミロカロスだキィ!」

ミミロップのメロメロ
「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーー!」」
相変わらずもの凄い歓声が上がる。
アゲハントは気絶したが、もう正直どうでもいい。

そろそろ電撃技ばかりでマンネリだろうから俺はとりあえず密かに覚えておいたアイアンテールで確実にポイントを稼ぐ。
「「かっこいー!」」
まぁまぁの歓声。

ロゼリアのはなびらまい!
キレイとはいえ流石に飽きたらしく、あまり歓声は上がらない。

そしてミロカロス


「おーほっほっ!ハイドロカノン放射!」
「「素晴らしい!」」

審査員からとても大きな歓声があがる。
あれ?ミロカロスって水の波動とはねるしか覚えてないんじゃ???
まぁいいか

それでは審査結果発表!
栄えある第一位は…


いよいよ、順位発表になる。

「ビジュアル審査が最高20点、ダンス審査が最高30点。そして演技審査が最高50点で点数が一番高かった人が1位だキィ!」

まずはビジュアル審査だ。ミロカロスが18点、ミミロップが17点で惜しくもミロカロスに負けロゼリアは14点だった。
ちなみに俺の点数は2点だった。いくら何でもこれは酷い。頑張ったんだけどな。

その後ダンス審査の発表も終わり、最後の演技審査である。
ミミロップとミロカロスの点数の差が2点でミロカロスが勝っている。
ミミロップが3点以上でミロカロスより上だった場合ミミロップの勝ち。
それより下だった場合ミロカロスの勝ち。いよいよ、点数発表だ。

「ロゼリア35点!ピカチュウ42点!ミミロップ47点!ミロカロス50点でミロカロスが優勝だキィ」

ミロカロスが優勝した。敗者のミミロップはミロカロスに
「中々やるわね・・・。私の負けよ。」
「貴方も結構やるわね・・・。わたくしをここまで追い詰めるなんて。」
勝者と敗者が互いを認め合う。素晴らしいな、と思っていた。その時・・・

「・・・ううううう・・・」
「どうしたの?ミロカロス?」
「・・・ぐぐぐうおおお」
ミロカロスが叫び声をあげていた。どうしたのだろうか?


ピカチュウ達がミロカロスとコンテスト勝負をしているその頃…
??にて

「???ウス様。」
「???アか。」
「下界にて?ル?ウス様の力の一部が、傀儡の部下のポケモンにより発見されたようです。」
「そうか…。」
「如何致しますか?私が…」
「いや、そのまま奴らに守らせておけ…。存在を気付かれてはまずい。それに貴様ら、??キアと?ィ?ルガには裏切り者のギ??ィナの捜索を任せているだろう。…どうなっている?」
「いまだ奴の足取りはつかめません…。巨人と同じように強力な結界を張り隠れているのかと…。」
「…そうか。大体の位置がつかめ次第、また傀儡をそこに向かわせるとしよう。傀儡ような力の小さな者ならば巨人の時のように結界をすり抜けられる…。」
「ところで…傀儡達が下界にて…。」
「あの蛇の不正をそれとなく発覚させろ。兎を勝たせるのだ。」
「わかりました…。空間を切断しあの機械を…。」


ミロカロスの持っていた変な円盤状の機械が突然真っ二つになる。
「きゃああっ!」
「むっ!それは不正な技マシンだっキィ!」
「あ~その技マシン!やっぱりズルしてたのね…」
「げげっ!」
「失格だキィ!よって勝者ミミロップ!」

「ふ、ばれちゃったわね…」
「さ、約束通り何でもしてちょうだい!」
(いいなーあの技マシン)
「負けは負け…なんでもしますわ…。」
「そうか…ならば。」
ピカチュウは野望を…

「わかりましたわ…。わたくし、協力させてもらいます。」

ミロカロスが手下となった!


コンテストは終わり、集まっていた観客も姿を消した。

「んー、結構集まってきたしこれからどうする?」
「実はこの技マシン、あるところから拾ってきたんです・・・」
「ん?あるところ?」
「【かくれいずみへのみち】という所です。かなり強いムクバードがいて、何故こんなに強いのだろう?とか思っていたらそこら辺に落ちていて・・・。」
「気になるな・・・そこへ行ってみるか。」
「オ~!」
「そういえば何か忘れているような・・・。」
「気のせいじゃないの?ピカチュウ」
「だな、【かくれいずみへのみち】はどうやっていくんだ?」
「海で泳いでいてついたから陸地からへの行き方分かりませんが・・・、海からの行き方は覚えているので私に乗って行きましょう。」

そしてピカチュウ達は【かくれいずみへのみち】へ行くことになった。
しかしピカチュウ達は忘れていた。ザングースという存在を・・・。


ピカチュウ達がかくれいずみへのみちに行こうとしている頃、ザングースは・・・

ハクタイの森にて

「うー、鼻血が止まらない・・・・」
「大丈夫かね?ザングースさんよ。」
ドンカラスの手下共が看病をしていた。
「ザングースさん、お願いがあるんだが。」
「お願い?」
「これをピカチュウ達に届けてくれ。」
「何だ?この石版・・・?ま、いい。了解した。」

ザングースはパシられていた。


「ケケケケケッ」
石板を持つザングースのもとにゲンガーが現われる。
「これがギラティナの奴が言っていた石板か!」
「何者だ!貴様!」
「答える必要はねえ~な~。石板をよこしな!なんだかよくわからねぇが、俺様はそれをギラティナに持ってこいって言われてんだよ!」
「断るッ!」
「ならしかたねえ、力付くだぜ!ケケケッ」

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