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第2章_1

「でさー?次はどこに行くわけ?」

あ。

「・・・まだ決めていない。」
「飽っきれた~!何も考えてないの?」
「このシンオウとかいう場所の事がよくわかってないんだ、仕方ないだろう。」
「そういえば僕、シンジ湖のほとりにもポケモンが一杯いるって聞いたことがありますよ!」
「ならそこに向かう。」
「・・・どっちの方向かわかるの?」

う・・・。

「・・・わからん。」
「・・・えーと、たぶんこの辺から南の方ですかね。」
「よし。」
「れっつご~!」
「不安だわ・・・。」


ソノオの花畑

シンジ湖のほとりを目指す途中、大きな花畑にたどり着く。
「うわぁ~!綺麗~!」
「ここはソノオですね。話には聞いてましたが、すごい花畑です~。」
「花など見ている暇は無い。さっさと先に進むぞ。」
「はぁ~い・・・。」

ゴソゴソ
「あれ?いまなにかうごいたよ~?」
「何だ?」
花畑の中から何かが顔を出す!
「きゅううん?」
・・・そのポケモンは何というのだろう、サンドパンの針を草にして小さくしたような・・・。
「なんだあれは?」
「あんなポケモン見たことないですよ?」
「まあいい。ポケモンはポケモンだ。話を・・・。」
「きゅうん!?」
「あっ、にげた!」
「も~!怖い顔して近づくからよ!」
「いいから追え!」


谷間の発電所

「はあっ、はあっ、なんて逃げ足の速さだ!」
「見失っちゃったわね。あのポケモン、なんだったのかな?」
「発電所まで来てしまいましたね~。」
「つかれた~。」

無駄に体力を使ってしまった。
「ぷわわ~?」
・・・そうとも言えないか。


風船だ。それ以外に例えようが無い。
「今度は何だ?」
「フワンテですね。ああ見えてゴーストなんですよ。」
「あんた、無駄に色々なことに詳しいわね。」
「あんなかわいいのがゴースト~?」
「ムウマさんも人のこと言えないですよ。」
「何でもいい、話を付けてくる。」
「ぷわ?」
ピカチュウは・・・
「あー!風船さんまた来てるー!!」
人間だっ!
「まずいっ!隠れろ!」

「わーい!」
「ぷわわわわわ!」
フワンテは振り回されながら連れていかれてしまった・・・。
はあ・・・。


203番道路の洞窟

無駄な体力を使った・・・。
「結局、道中誰も仲間にできませんでしたね。」
「・・・あァ・・・そうだな・・・。」
次こそは・・・。
「そろそろ街が見えてきたわね。」
「街の中を通るわけにはいきません。脇道にそれましょう。」
街を避け獣道を進む。

「あれ?」
「どうした?」
「それすぎてクロガネに着いてしまいました・・・。」
「何やってんのよー!」
「ぼ、僕も友達に聞いただけで実際に来たことはないんですよ~!」
「まぬけ~!」
「う、う、う、皆さんひどいです・・・。」
「ふう・・・で、どうやって戻ればいい?」
「えぐっえぐっ、は、はい下手に道を戻るより203番道路の洞窟を通るのが確実かと・・・。」
「洞窟の中ならポケモンもいそうだな。」


洞窟の前にたどり着く。
「ここがその洞窟だな。」
「はい。人間もよく通りますから、気を付けて行きましょう。」
「うわわっ!」
ミミロルが何かに引っ掛かり転んだようだ。
「だいじょうぶ~?」
「もう!なんなのよ~!」
ミミロルを転ばせたのは大きな石のようだ。ミミロルはその石を蹴飛ばした!

「いてえっ!」


「何しやがんだよー!」
石が喋った。確かこいつはイシツブテとかいう奴だな。
「このポケモンはイシツブテと・・・「そのくらい知っている。」
「や~い。おこられた~!」
「うう・・・さっきから何なんですか、ムウマさん!?」
「『人のこと言えない』って言われたの気にしてるのよ。」
「むう~!」
「だ、だって本当のことじゃ・・・」
「♪~!♪♪~・・・」
「うわわわわ、滅びの歌はやめてください!謝りますからぁ!」
「うるさい!お前ら静かにしてろ!おい、そこのお前、俺の話を聞くがいい。」
「それがついさっき蹴っ飛ばした奴に話を聞かせる態度かよぉ!?もうあったまきた!ギッタギタにしてやる!」
ちっ、なるべく丁寧に言ってやったつもりだが、力付くで話を聞かせるしかないか・・・。
「こ、ここは僕に任せてください!草の攻撃はこういう奴によく効きますし。(や、やっと僕も活躍できそう!)」
「・・・じゃあ任せよう。」


「大丈夫なの?スボミーちゃんで・・・。」
「不安だな。」
「だめだめ~・・・。」
「何だ何だ!?こんな弱っちそうなキャベツが相手かよぉ?」
「ひっ、ひどい。み、皆して僕を馬鹿にして・・・う、う、うわ~ん!」
スボミーの神通力が暴走する!
ゴゴゴゴゴゴ・・・
「な、何だよーこいつ!?」
洞窟が揺れ岩が降ってくる。
「な、何かやばいって!」
「オ、オイラが悪かったから誰かこいつを止めてくれー!」
「ス、スボミーちゃんはみんな頼りにしてるわよー!」
「そ、そうだぞ!」
「う、うん~!」
「ほ、本当ですか~?」
何とか揺れはおさまった。
意外ととんでもない奴のようだな・・・。
「た、助かった・・・。わかったよ、オイラ話を聞くよ。」
「あ、ああ・・・」
ピカチュウは野望を・・・

「ふうん、何か楽しそーだな!わかった、オイラやるよ。」
「そうか。」
「で、オイラはどうすればいい?」
「ここに留まりこの辺のポケモン達に協力を求めてくれ。」
「わかった!」

教訓、スボミーは泣かせるな。
洞窟が岩だらけになってしまった。


イシツブテを手下にした。上手くやってくれるといいが。
洞窟を抜けシンジ湖のほとりを目指し進むと・・・

「ぶーん」
おかしなポケモンが走り回っている。
「あれは何だ?」
「ビッパですね。」
「あんなのにも声かけるの?」
「どんな奴だろうが手下は多いほうがいい。」
俺はビッパとかいうポケモンに近づいていく。
「おい、お前。」
「何だお?」
「少し俺の話を聞け。」
ピカチュウは・・・

「最初の5秒だけ聞いた。」
こいつ・・・!!
「じょ、冗談だお!怖い顔しないで欲しいお。」
「で、協力するのかしないのか!?」
「わかったお。そのかわり・・・」
いつものあれか・・・。
「そこのミミロルたんのおっぱいうp。」
「こ・ろ・さ・れ・た・い・か!?」
「じょ、冗談だお!く、苦しいから離して欲しいお!」
手を離してやった。
「ふぅ~、わかったお。楽しそうな祭りだし仲間誘ってやるお。」
「最初からそう言え。」


シンジ湖にたどり着いたピカチュウ達。
「…ここには全くポケモンがいないな」
「本当ね。って、誰か人間がいるわよ!」
「隠れろ!」

…どうやらポケモンの博士と若い女の子が何か話しているようだ。
「4年ぶりのシンオウ地方はどんな感じですか?」
「ウムそうだな。シンオウ地方には若い女の子が多い。研究のしがいがあるだろう。ということでヒカリたん、君のことも研究させてもらおうか!」
「キャーーーー!」
女の子が逃げていく。それを追う博士。

「ふぅ、帰ったか…」

…おや?
博士が置いていったのだろうか?モンスターボールが入ったカバンがある…
もしかしたらここにもポケモンがいるかもしれない。
モンスターボールのボタンを押した。

「よう!俺ヒコザル!」
「ナエトルー」
「ボクはポッチャマ!」
「…珍しいポケモンだな」
「俺達はシンオウ地方の初心者用ポケモンなんだ!」
「初心者用~?弱そうだな」
「そ、そんな事ないポチャ!」
「まぁ、とりあえず話してみるか」
ピカチュウの野望を話した。

「なるほど、おもしろそうだな!だけど今日はあいにく、2人のポケモン初心者がポケモンを引きとりに来る日なんだ」
「だから野望に協力してやれるのは3匹の内1匹だけポチャ!」
「そ、そんな…」

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